いざというときに慌てずに、身近なものを利用した先人の生活の知恵を活かした応急処置を上手に取り入れてください。
■鼻血
鼻血はいとも簡単にでるものです。
ほとんどは自然に治るので心配はいりません。
鼻血を止めるのは簡単です。
「首を後ろに反らせて、鼻血の出ていない側の小鼻を押すように圧迫すればすぐ止まります」。
■耳に虫が入った
驚いて、慌てて虫を綿棒などで無理やり掻き出そうとしないでください。
無理に掻き出そうとすると、内耳に傷をつけてしまう恐れがあります。
虫が明るい方向に向かうという習性を利用して、「暗いところで耳に電球の光をあてる」と虫が出てきます。
また、「タバコのけむりを耳に吹き付ける」とでてくるようです。
■目に虫が入った
絶対に目をこすらないようにしましょう。目は刺激に弱く、こすると眼球に傷を付けてしまいます。
慌てずに、きれいな水で洗うことです。コップにきれいな水をいっぱいに入れたものを目にあてて、目をパチパチさせると、虫がとれます。
目にホコリが入ったときも同様です。
■蜂に刺された
たまねぎを半分に切って、蜂に刺されたところにあてていますと、腫れがひき、痛みもおさまってきます。また、かゆみも引いてきます。
針などが残っている場合は必ずそれを取り除いてから行ってください。
吐き気
軽い吐き気を抑えるには、しょうがの絞り汁をぬるま湯でうすめ、スプーン1杯をゆっくり、少しずつ飲むと効果があります。
また、むかむかをとるには、梅干しの煎じ汁がききます。
土鍋に梅干しの果肉とコップ2杯の水を入れて、木べらでかき混ぜながら、半量になるまで煮詰めてつくります。
下痢
りんごをすりおろしたものが効果的です。こどもも口当たりがよいのでいやがりません。
りんごにはペクチンが豊富で、それが腸内の乳酸菌など整腸作用のある菌を増やしてくれます。また、血中の余った塩分を排泄するカリウムも豊富で、下痢の脱水病状で
失ったカリウムを補ってくれます。
これらは、あくまで薬がない場合の応急処置です。応急処置後、お医者さんや薬局で正式な治療をおすすめします。
参考文献:「クロワッサン」2003年3月10日号p16〜17、p66 |