熱が続くときの受診後のホームケアは?
- 座薬は入れたらしばら押さえて戻りを防ぐのがポイント
赤ちゃんでは解熱剤でもらうのが普通です。
座薬は包み紙から取り出したら、とがっているほうを肛門に入れ、すかさずティッシュペーパーで15〜20秒ほど押さえて薬が戻るのを防ぎます。
- 水分不足に注意しこまめに水分補給
熱が高いとカラダの中の水分が多く失われます。
熱だけで脱水を起こす心配はまずないですが、欲しがるときは十分に与えるようにします。
水分はイオン飲料でも白湯でも母乳でも。
- 熱が上がりきったら薄着を心がけて1枚少なめに
熱が上がりきるまでは悪寒があるので暖めますが、赤い顔をして布団から飛び出すようになったら、汗をふいて薄着にさせます。
室内ならいつもより1枚少ないくらい十分。
- 室温も上げすぎないよう多少涼しく感じる程度に
暖めて汗をかかせて熱を下げるという考えは間違い。
室温が高いと余計に熱が上がる心配があるので、お母さんが少し涼しいかなと感じるくらい(20度程度)の室温に。
- 食事は欲しがるなら水分の多いものを
もし食欲があるようなら、おかゆのような水分の多いものを少しずつ与えます。
体調が悪いときは胃の調子も落ちるので、初めて食べるような食品は避け、消化のいい食べ慣れたものにします。
- 遊んでいても平気だけれど、室内で静かな生活を
具合が悪いときには寝かせなくても眠ってしまうし、具合が少しでもよければ眠らないもの。
寝ないものを無理に寝かせることはありません。室内で静かに過ごしましょう!
- 気持ちよさそうなら冷やしてあげて
水でしぼったタオルや氷枕、水枕、冷却ジェルシートなどで頭を冷やすのが一般的ですが、嫌がるようなら無理に冷やす必要はなく、すごく冷たいものを使うこともありません。
- 汗をかいたらふきとって着替えましょう。または、背中にガーゼを入れても
熱が下がると汗をかきます。かいたままにしておくと、蒸発するときにカラダの熱を奪うので体調を崩すことも。
ガーゼに汗を吸わせれば着替えをさせずにすむのでgood。
- 機嫌がよければシャワーOK
元気がなく、機嫌が悪いときには座浴やカラダをふく程度にしておいたほうがいいですが、多少熱があっても期限がいいときはシャワーでさっと洗い流すぶんにはOK。
ただし湯冷めさせないよう水分をよくふきとって。
ワンポイントアドバイス
◆熱が高くても眠れるのなら大丈夫
夜間の急な発熱はもちろん、日中病院にかかっていても真っ赤な顔でフーフーいっている赤ちゃんを見ると、夜間診察を受けたくなってしまう新米ママパパは多いもの。
でもその前に、落ち着いて赤ちゃんの様子を見てください。
熱が高くてちょこちょこ目を覚ましてしまっても、抱っこしてあげればぐっすり眠るようなら大丈夫。
慌てて寒い空気にふれさせるより、暖かい室内でぐっすり寝かせて朝一番に病院へ行くほうがいいのです。
◆解熱剤は体温が何度になったら使う?
38.5度以上と指示されることが多いですが、38.5度以上は必ず使うというものではありません(ただし、ひきつけを起こす子は別)。
熱が高くてぐずって眠らない、機嫌が悪いというときに使い、熱が高くてもぐっすり寝ている、機嫌よく遊んだり食べたりできるというときには使う必要はないのです。
また、熱が上がる途中に使っても効かないことがあるので、上がりきってから。
さらに乱用は低体温を起こす恐れがあるので、指示を守って使いましょう。
◆頭を冷ましても実は熱は下がりません
熱があるときは頭を冷やすというのがホームケアとしては定着しているようですが、それは決して熱を下げるために行うのではなく、あくまでも赤ちゃんを気持ちよく過ごさせてあげるために行うということなのです。
どうしても薬を使わずに熱を下げたいときは、脇の下を冷やしたり、ぬるま湯でしぼったタオルでカラダをふくほうが効果があります。
それも嫌がるようなら無理に行うのはやめたいもの。
もし楽にさせてあげたいときは、まずは薄着にしてあげるといいでしょう。
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