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 けんこう
 温泉博士 〜温泉で健康に〜

1.そもそも温泉って何?

コラム

温泉の定義
成分が何であれ、温度が摂氏25度以上であれば「温泉」
高温泉:湧出口の湯温が摂氏42度以上
温泉 :湧出口の湯温が摂氏34度以上、42度未満
低温泉:湧出口の湯温が摂氏25度以上、34度未満
温度が摂氏25度以下でも、規定以上の成分を含んでいれば「温泉」
冷鉱泉:摂氏25度未満

pH値
酸性 :pH3未満
弱酸性:pH3〜6未満
中性 :pH6〜7.5未満
弱アルカリ性:pH7.5〜8.5未満
アルカリ性:pH8.5以上

日本は温泉列島
温泉には、地下水が火山のマグマによって温められた「火山性温泉」と地中深くの地熱で温められた「非火山性温泉」があります。火山の多い日本では、昔から山地を中心に多くの温泉が湧いていましたが、現代では汲み上げ技術が向上し、山地から離れた都心部でも温泉を楽しめるようになりました。

自然に湧き出したものから、地下1500mまで掘ったものまで、日本には約2000か所の温泉があるといわれています。

冷たくても温泉?
温泉が湧き出したときの温度や、含まれている化学成分などは場所によりさまざまです。そこで、何を温泉と呼ぶかは「温泉法」で定義されるようになりました。規定以上の成分が含まれていれば、冷たくても「温泉」と呼ぶこともあります。
温泉入浴施設には、泉質やpH値、効能などが掲示されているので、チェックしてみましょう。

温泉の化学成分には、薬用効果がある
血行がよくなる、肌がきれいになるなど、温泉に含まれる化学成分には、身体の調子を整えるさまざまな作用があります。
そのため、戦国時代の武将が傷を癒すなど、昔から健康維持や回復に利用されてきました。

温泉の成分はとてもデリケート
湧き出してから時間が経ったり、薄めたり加熱したりすると変質してしまいます。湧き出し口そばで入浴できればよいのですが、そのままでは熱すぎたり、冷たすぎたりするとそうもできません。入浴施設では、遠くの源泉からパイプで引いてきたり、入浴時に適温になるように薄めたり、沸かしたりして調整される場合があります。

温泉地は人間の自然治癒力を高める
不規則な生活や過剰なストレスが続くと、身体のリズムが乱れて、さまざまな病気にかかりやすくなります。温泉はこうした乱れたリズムを整えるのに効果的です。治療薬のように特定の病状を改善するというより、人間のもともと持っている自然治癒力を高めてくれるのです。
化学成分の薬用効果もありますが、定期的な入浴や温泉地の環境などさまざまな好条件が相乗効果となってあらわれるのです。

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