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 温泉博士 〜温泉で健康に〜

6.温泉の正しい入り方

身体によい温泉も、入浴の仕方を間違えると、かえって身体に負担をかけることもあります。正しい入浴の手順と自分の身体の状態を考えて入浴しましょう。

入浴の手順
入浴をいきなり始めると、温熱や静水圧が身体の負担になるため、徐々に慣らすことが大切です。とくに年齢が50歳以上の人や心臓や血圧に不安のある人は要注意です。

1.浴槽に入る前には十分な「かかり湯」を
足から徐々に身体の上に向かい、肩から全身にかけて十分に身体をお湯に慣らします。10杯程度を目安とし、最後に頭からお湯をかぶります。身体に付着したレジオネラ菌を落とす効果もあります。

2.半身浴で温まり、入浴時間はほどほどに
静かに浴槽に入り、胸の下まで浸かります。この半身浴で身体を慣らしましょう。ほんのり汗ばんだら出浴。休息し再度浸かります。

3.湯上がり後はシャワーを浴びないように
肌についた温泉の薬用成分は、洗い流すと効果が薄れることもあります。シャワーでなく上がり湯をかぶりましょう。ただし、皮膚炎を起こしてしまう人は真水で洗い流しましょう。

4.十分な休息と水分補給をしっかりと
湯上がり後の身体は思った以上に疲れています。体調が安定する30分は休憩をして、コップ1〜2杯の水分を補給しましょう。

5.スキンケアも忘れずに
入浴後は皮膚が乳化されて流されています。化粧水や乳液などで肌の保湿をしましょう。

こんなときは温泉に入らない!
温泉地では、入浴中の不注意による事故が後をたちません。楽しいはずの温泉旅行も、一転して生命に関わる事故につながることがあります。 以下の注意は家庭での入浴にも当てはまるので、持病のない人でも、自分の身体の状態を考えて、心身が落ち着いているときに入浴しましょう。

<飲酒直後の入浴・入浴しながらの飲酒>
飲酒後の入浴には、急激な血圧上昇や心拍数増加で心臓発作を引き起こすこともあります。また、湯上がり後も急激な血圧低下で脳貧血の危険もあります。

<風邪をひいたとき>
風邪をひいて発熱しているときには入浴を避けましょう。風邪がよくなって熱が下がってきたら、ぬるめのお湯で温まりましょう。

<食事直後の入浴>
食事直後は消化器官の働きが活発になっています。入浴すると血液は全身に行き渡るため、胃や腸などの消化器官に行く血液が減り、消化・吸収の働きが低下します。30分から1時間の休息をとってから入浴するとよいです。

<興奮しているとき>
気分が高まったまま入浴すると、脳貧血の原因になります。

<スポーツの直後の入浴>
スポーツの直後に入浴すると、筋肉に集まっていた血液が全身に分散します。そのため、めまいなどの循環不全を起こすことがあります。1時間以上休んでから入浴するようにしましょう。

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