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○喘息(ぜんそく)

独特の呼吸困難の発作を繰り返すアレルギー性の病気。
気道が過敏なところに、アレルゲン(アレルギーを起こす原因となる物質)による刺激が加わって発症します。正しくは気管支ぜんそくです。

■症状と経過

  • 突然ヒューヒュー、ゼーゼーという発作が
    熱もないのに、気がついたらゼーゼーヒューヒューしていてせきも出ている、空気をうまく吐くことができないという発作を繰り返すようになると、気管支ぜんそくという診断がされることが多いようです。
    発作は空気の通り道である気管支が狭くなるために起こります。
    食欲もなく苦しそう、寝かせようとしても寝ない、不機嫌で泣く、泣くと余計苦しそうになるというような症状も出てきます。

  • アレルギー性のものがほとんど
    原因にはいくつかの説がありますが、赤ちゃんから幼児期に起こるものはアレルギー性のものがほとんど。家系にアレルギー体質の人がいると、赤ちゃんも将来アレルギー性の病気になりやすいといわれます。
    発症年齢は、1〜2歳にピークがあり、4歳未満で70%という報告があります。
    しかしその後、発症した子の60〜70%は成長とともに治まってきて、10〜15歳ごろにはよくなる例が多いのです。

 ■病院へ行く目安

  • 呼吸困難になったらすぐ病院へ
    発作が起きたときに、おうちでうまく看護をしてあげることができれば重症にならずにすみますが、できなければ受診しましょう。
    もしも呼吸がうまくできず、唇が紫色になってくる、急に力が抜ける、意識を失う、けいれんが起こるなどといった症状があったときは、急いで医師に連絡しましょう。
    今までゼーゼーと呼吸していたのに、急に音がしなくなり、静かになった場合も急を要します。
    発作が治まったあともアレルゲンを調べる検査をしたり、発作の予防のため、抗アレルギー剤などを処方されることもありますから、継続して診てもらいましょう。

■おうちでの看護

  • 発作が起きたら楽な姿勢で水を飲ませる
    軽い発作のときは、呼吸が楽になるように立て抱きにしたり、座らせたりします。
    たんが切れやすくなるよう、水を飲ませることも大切です。また呼吸のリズムを一緒にとってあげるといいでしょう。

  • おうちの環境整備を
    赤ちゃんがぜんそくと診断されたら、おうちの環境を整えてあげましょう。
    アレルゲンとしてとても多いダニを減らすように部屋の掃除をまめにし、寝具をよく干し、そのあと掃除機をかけます。
    犬や猫などのペットはなるべく飼わない、赤ちゃんの前でたばこを吸わないなどの注意事項を守りたいですね。
    ただ、発作がないときは、普通の生活をしていてかまいません。あまり過保護にならないようにし、薄着を心がけるなど皮膚を鍛えることも重要です。

「ベビーエイジの3歳までにかかりやすい病気」から抜粋

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