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○アトピー性皮膚炎

もともと家系的にアレルギー体質があると、多く起こるアレルギー症状です。
かゆみを伴う湿疹が繰り返して出るのが特徴。
アトピー性皮膚炎かどうかの診断は、ある程度の経過を見なければ見極めが難しいものです。

 ■症状と経過

  • 顔や体に湿疹が目立つ
    アトピー性皮膚炎は、ほおがカサカサしたり、首にジクジクした湿疹ができたりと肌のトラブルが目立ちます。
    湿疹はかゆいため、抱っこするとお母さんの胸に顔をこすりつけてきたり、程度が強いとかゆみのために熟睡できないこともあります。耳の付け根が切れることもあります。

  • 薬でよくなっても、再び湿疹が
    アトピー性皮膚炎は、なかなか治りにくく、症状が長期にわたって続くのが大きな特徴です。
    もし、乳児性湿疹などなら塗り薬の治療で比較的簡単に治ります。
    しかし、アトピー性皮膚炎は薬をつけても一時的に症状がよくなるだけで、薬をやめると再び湿疹がぶり返してくることが多いのです。

  • ほかのアレルギー症状に移行することも
    赤ちゃん時代にアトピー性皮膚炎があった場合でも、成長につれて症状が出なくなっていくことがほとんどです。けれども、ごくまれに、ぜんそくやアレルギー性鼻炎といった症状にすすんでいくこともあります。ただ、こうしたケースは非常に少ないうえ、家系に強いアレルギー体質があり、赤ちゃん時代から湿疹の症状も極めて強いことが多いものです。

■病院へ行く目安

  • 湿疹に気づいたら受診を
    湿疹ができたら、皮膚科か小児科を受診しましょう。
    アトピー性皮膚炎かどうかはすぐに判断できませんが、塗り薬により治療をして様子を見ることが必要です。
    治りにくい場合は、薬を強いものにかえていったり、場合によってはアレルゲンを確かめる検査をします。
    アレルギー体質と思われる場合も、お母さんの判断でミルクを替えたり、食品の除去などはしないようにしましょう。
    まずは医師に相談して、最も適切な対策をとることが大切です。

■おうちでの看護

  • 投与された薬を指示通り使って
    アトピー性皮膚炎かどうかは、ある程度の期間経過を見なければ判断できませんから、継続的に受診して湿疹の出方の変化を見てもらうといいでしょう。
    湿疹があると塗り薬が処方されます。この薬の効果を見ることも症状を知る目安になりますから、指示通りに薬をつけて結果を医師に診せましょう。
    また、湿疹のかゆみによってかいてしまうと悪化しますから、薬でかゆみをおさえ、症状を悪化させないようにします。
    皮膚を清潔に保つことも大切です。入浴はいつもどおりさせてかまいません。
    ただ、カサカサする肌の赤ちゃんには、刺激の強い石鹸は避けます。

「ベビーエイジの3歳までにかかりやすい病気」から抜粋

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