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○おたふくかぜ

ムンプスウイルスに感染して起こります。赤ちゃんがかかることは少なく、2歳過ぎから幼児期に多く見られます。
一度かかれば二度とかかりません。

■症状と経過

  • 耳の下からほおにかけてはれる
    おたふくかぜにかかると、耳の後ろからあごにかけての唾液腺に炎症が起きてはれてきます。ほっぺたがふっくらしたような感じになるでしょう。
    熱は出ないこともありますし、高熱が出ることもありますが、発熱した場合でも2〜3日で自然に下がります。

  • はれは1週間ほど続く
    ほっぺたのはれは片側だけのことも。両側はれることもあります。
    はれの程度もさまざまですが、はれは手で触れるとかたく、はれていない部分との境がはっきりしています。
    はれのある間は、あごを動かすだけで痛く不機嫌になります。
    4〜5日から1週間程度で、はれは自然にひいてきます。けれども中には片側のはれがひいた後で反対側のほっぺたがはれてくることもあります。

  • 無菌性髄膜炎を起こすことも
    無菌性髄膜炎はおたふくかぜの代表的な合併症で、脳や脊髄の回りをおおっている膜に炎症が起こる病気です。
    症状は発熱、嘔吐、頭痛などそれほど重くありませんが、まれにけいれんや意識障害を起こすこともあります。
    そのほかに膵炎を併発したり、難聴の後遺症が残ることがあります。
    思春期以降にかかると男性では睾丸炎、女性で卵巣炎を起こし不妊の原因となることがあるといわれています。

 ■病院へ行く目安

  • ほおのはれに気づいたらすぐ小児科へ
    ほっぺたがはれていると思ったら受診します。合併症の心配もあるので、完全に治るまでは経過を診てもらいましょう。高熱が続いたり、極端に機嫌が悪く嘔吐を繰り返す、けいれんを起こしたなどというときは急いで受診を。

■おうちでの看護

  • 食べやすいものを工夫してあげて
    おなかがすいても、あごを動かすと痛むので食べたがらないことが多いものです。
    なるべくツルリとした、かまずに飲み込めるようなものを用意してあげましょう。
    痛みが強くて機嫌が悪いときには、嫌がらなければ耳の下からあごにかかるあたりを、ぬれタオルなどで冷やしてあげてもいいでしょう。
    痛みが多少やわらぐと思います。

■予防

  • なるべく予防接種を受けておく
    1歳から任意接種(自己負担)で予防接種が受けられます。はしかや水ぼうそうほど感染力が強くないので、それらの接種をすませた後、受けておくと安心です。

「ベビーエイジの3歳までにかかりやすい病気」から抜粋

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