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○百日ぜき

百日咳菌に感染して起こる独特のせきがの発作が出る病気です。
月齢の低い赤ちゃんがかかると重症になりがちで命にかかわることもあります。

■症状と経過

  • せきだけが強くなる
    熱や鼻水のような症状はほとんどなく、せきだけが徐々に目立ってきます。
    せきがしつこいなと思っているうちに、1〜2週間でコンコンと激しくせきこみ、ヒューッとのどを鳴らして息を吸い込むような独特のせきの発作が出るように。
    発作は夜に強くなることが多いようですが、一日中強い発作が出ることも少なくありません。

  • 1カ月続く激しいせきこみ
    百日ぜきと診断がつくと抗生物質で治療をしますが、気管支や肺胞の弾力繊維が破壊されているため、菌自体はいなくなってもせきはなかなか治りません。
    発病から1カ月ぐらいは激しいせきが続くことが多いようです。1カ月をすぎると発作は減ってくるのですが、完全いせきが治まるまでには100日とは言わないまでも10週近くかかります。

 ■病院へ行く目安

  • せきが強くなってきたら病院へ
    熱もないのにせきだけが強くなっていくときには受診しましょう。また一度かぜと診断されても、その後独特のせきの発作が出てきたら再受診を。
    1歳未満の赤ちゃんは、せきの発作から呼吸困難を起こすことがあるので入院して治療することもあります。おうちで看護している場合も、せきの発作とともに顔色が青くなってきたり、唇が紫色になったてきたら至急病院へ行きましょう。
    さらに肺炎を併発することもあるので、高熱を伴ったり、ぐったりして様子がおかしいときはすぐに受診します。

■おうちでの看護

  • せきの出にくい環境を保ってあげて
    赤ちゃんの寝ている部屋の湿度を高めに保ってあげることが大切です。また、温度、湿度の急激な変化や、ほこりもせきには大敵。できるだけ環境を整えてあげましょう。
    また、せきの出る合間に飲み物を与えてのどをうるおしてあげて。授乳や離乳食は食欲があれば普段どおりでかまいません。
    離乳食はでんぷん質の消化のいいものを中心に与えます。せきの発作が出ると、顔を真っ赤にさせて苦しそうにせきこみます。そんなときは、体を起こすか抱き上げて、背中をさすってあげるといいでしょう。吐くことも多いので、タオルなどの用意を忘れずに。

■予防

  • 三種混合ワクチンを受けて予防を
    三種混合ワクチンは百日ぜき、破傷風、ジフテリアの予防接種です。
    定期接種で満3カ月から受けられるので、なるべく早めに受けましょう。ただし公費補助の対象になる時期は自治体によって違います。

「ベビーエイジの3歳までにかかりやすい病気」から抜粋

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