便秘
■便秘って?
便秘とは便の中の水分が少なくなり、便が硬くなって出しにくくなった状態を言います。
赤ちゃんは生後2〜3カ月ごろと、離乳食が進んだころに比較的便秘をしやすく、また時期にかかわらず高熱を出したあとや下痢止めの薬を続けて飲んだあとにも便秘しやすいものです。
便秘はほとんどがホームケアで解消できますし、苦しそうでなければほうっていおいても心配ありません。
■家庭で様子をみるときにここだけはチェック
- 母乳不足による便秘かどうかをチェック
おなかに入る量が少なければ、当然出る便の量も少なくなり便秘となります。
体重の増加を調べて、母乳不足の心配がないかどうかをチェックします。
不足のときは医師に相談してミルクを足すか決めて。
- 機嫌がひどく悪い、苦しい、痛いは病院へ
お腹が張って痛そうだったり、肛門が切れていきむたびに痛がって泣いているときには病院へ。
また機嫌が悪いときには、まず家庭でいろいろ行ってみて、それでも改善されないときには受診します。
●ワンポイント
便秘は薬を使わずに治すのが一番。
うんちは自分の力でいきんで出すのが当然なのですから、赤ちゃんにいきむ努力をさせることも大切です。
綿棒やこよりによる浣腸は最後の手段と考えて。
まずは水分補給や食事や運動をいろいろ試してみることで、すっきり出すお手伝いをしてあげましょう。
■これってウソ? ホント?
- うんちが1週間に1度でも大丈夫?
本当です。うんちの回数が少なくても、柔らかめのうんちを苦痛なく出しているようなら、それは便秘ではなく、その赤ちゃんの排便ペースと考えていいのです。
もっとも1週間に1度という子はまれで、だいたいは少なくても3日に一度くらいはうんちをするようですが、それは赤ちゃんによってさまざま。
ぜひ、「うちの子の排便ペース」を知っていて欲しいですね。
■便秘が続くときのホームケア
- マッサージや体操で排便を促して
授乳期の赤ちゃんなら、おへそのあたりに手のひらで”の”の字をかいてマッサージ。
離乳期なら足を持って前後に1・2の屈伸運動をしてみましょう。腸の動きを活発にして、うんちの出を促します。
- 水分をたっぷり与えます
果汁なら、なお効果的。水分補給は白湯でも番茶でもいいのですが、糖分には腸の働きを刺激する効果があるので、果汁がお勧め。
便秘にはオレンジやプルーンの果汁が効くという先輩ママの話も。
- 繊維質の多い海草類や野菜、果物をたっぷりと
大根などの根っこの野菜や、芋類、葉っぱ類、ワカメなどの海草類を入れたおじやや、バナナなどの繊維の多い果物、1歳以上の子どもならこんにゃくゼリーもいいようです。
- マルツエキスや薄い砂糖水も便秘解消に効果あり
少量の砂糖を水でといた砂糖水を飲ませたり、市販のマルツエキスという麦芽糖でできた飴状のエキスを水でといて飲ませるのも効果的。
大きい子ならそのままスプーンにとってなめさせても。
- もうすぐ出そうなら綿棒浣腸を
綿棒の頭部分にオイルをつけて、肛門に頭部分がすっぽり隠れる程度まで出し入れして刺激します。
何度か行って出ないときは、あまりしつこくせずに中止して様子を見て。
●ワンポイント
便秘の解消は1に水分、2に食事、3に運動が基本ですが、赤ちゃん用の整腸剤を飲ませてみるのもいいでしょう。
浣腸は綿棒ならクセになることはないですが、最後の手段と考えて。
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