吐く
嘔吐とは主にお腹の病気に起こる症状です。
また赤ちゃんの場合は、胃がとっくりの形をしていて入り口を締める筋肉が未熟なので、飲みすぎやせきなどの刺激で吐くこともあります。
吐いても一度だけで機嫌もいいのなら心配ないですが、吐いたものの量の多い少ないにかかわらず嘔吐が続いて水分を受け付けない場合は要注意です。
■こんなとき、いつ病院へ行ったらいいの?
- 吐いても続かずけろりとしている
→しばらく様子をみましょう
- 3カ月くらいまでの赤ちゃんで、よく吐くが体重は順調に増えている
→しばらく様子をみましょう
- 嘔吐が続いたが止まり、水分をとれる
→今日の診療時間内に受診して
- 嘔吐が続き、ぐったりして意識がおかしい
→急いで病院へ行きましょう
- 胃の中に吐くものがなくて、黄色い胃液を吐いている
→急いで病院へ行きましょう
- ずっと嘔吐が続いて、水分を受け付けない
→急いで病院へ行きましょう
- 熱が高く、ひどく機嫌が悪くて眠れない様子
→急いで病院へ行きましょう
- 嘔吐と下痢が続き、おしっこがほとんど出ない
→急いで病院へ行きましょう
■これってウソ? ホント?
- 吐いたらすぐ水を飲ませたほうがいい?
ウソです。吐いた後すぐに与えるとそれが刺激になってまた吐いてしまうことが多く、かえって体内の水分を急激に失い脱水を起こす心配があります。
一度吐いたあと、しばらくの間は水分補給をしなくても脱水を起こすことはまずないので、吐き気が止まってから水分補給をすることが大事です。
■家庭で様子を見るときにすることは?
- 吐きそうなときは我慢させず、下向きにして全部吐かせて
赤ちゃんの嘔吐は急に始まりますが、洗面器を用意するまで吐かせないなどということのないように。
吐いたものをのどに詰まらせたら大変です。
用意できるときは洗面器に古新聞を敷いておくとあとで楽です。
- 口の中や衣服をきれいにします
吐いたもののにおいでまた吐いてしまうこともあります。
汚れものは片付け、口の中はガーゼなどでふいてあげましょう。
大きい子ならぶくぶくうがいをさせるといいでしょう。
- 下痢が始まったり、具合が悪いときは病院へ
おなかの風邪の場合、嘔吐から始まりそのうち下痢になることが多いもの。
風邪症状が出てきたり顔色や機嫌が悪くなったら時間内に病院へ。
- 3時間後に水分を与えてみて、また吐くときには病院へ
吐いてから3時間は何も与えずに様子を見ます。その間にまた吐くようなら病院へ行きます。
3時間後に白湯などを10cc与えてみて、再び吐くときにも病院へ。
●ワンポイント
大量に吐いても顔色も機嫌もよく食欲もあるとか、1回の嘔吐だけで続かず、ほかの症状がないなら家庭で様子を見ても。
また夜間に嘔吐と下痢が始まっても、嘔吐の回数がそれほど多くなく眠るようなら朝まで待っても。
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