| Q: |
BCGで予防できる病気は何ですか? |
| A: |
結核です。 |
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| Q: |
それはどんな病気なのですか? |
| A: |
結核は、結核菌が肺に感染して呼吸困難を起こし全身状態を悪化させる病気です。
赤ちゃんの場合は結核性髄膜炎を起こして死につながることもあります。
感染は、たいてい結核にかかっている人がせきをしたときに飛ばす唾液などを吸い込むことによって起こります。
赤ちゃんの場合は、家族の中に感染者がいて、そこからうつることがほとんどです。
結核にもいろいろな型がありますが、子供が一番かかりやすいのが「肺門リンパ節結核」というリンパ節がはれる結核です。
最初のうち症状はありませんが、X線写真を撮ると分かります。
また発熱、せき、ぜろぜろ、食欲不振、顔色が悪いといった症状が出たら特に警戒が必要です。
ほうっておくと菌が全身に回り、もっと重症の結核になってしまいます。
予防にはBCGを受けることはもちろんですが、家族のだれかが結核にかかっているのを知らずにいて、赤ちゃんに感染するケースもあるので、大人の定期的な健康チェックも重要です。 |
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| Q: |
理想的な予防接種の受け方は? |
| A: |
生後3カ月から1歳になるまでに1回接種します。
まずツベルクリンを注射し、48時間後に陰性(感染したことがない)と判定されたら、生ワクチンをスタンプ方式で接種します。 |
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| Q: |
うちは女の子なのですが、BCGのあとってくっきり残るのでしょうか? 逆に消えてしまうと効果がなくなるってホントですか? |
| A: |
BCGを受けると最終的には皮膚に軽いあとが残ります。
よくよく見れば分かる程度の場合がほとんどで、気にすることはないと思います。
年月がたって消えてしまったようになっても、効果がなくなったわけではありません。
また接種直後なのにあとが消えてしまった場合は、免疫がついていない可能性があるのでお医者さんに相談してみてください |
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| Q: |
BCGのあとがジクジクしてきました。ほうっておいてもよいのでしょうか? |
| A: |
BCGを受けると皮膚の表面に結核菌がつきます。
ジクジクしてくるのは、その菌が生きている証拠でワクチンの効果が出ているからなのです。
接種のあと2〜3週間はポツポツができたりジクジクしたりしますが、4週間たてばかさぶたになり、それがとれれば目立たなくなるはずです。
ただし気をつけたいのは衛生面。ガーゼなどを当てる必要はありませんが、清潔に保ち、肌着もまめにとりかえましょう。
まれに雑菌が入ってジクジクと化膿することもありますが、その場合は痛みを伴うのですぐ分かります。めったにないことですが、そのときはお医者さんに相談しましょう。 |
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| Q: |
まだ生後5カ月なのに、ツベルクリンの判定が陽性。この場合どうすればよいのでしょうか? |
| A: |
結核の抗体はママからもらえないので、生まれつき陽性ということはありません。
もし陽性だとしたら、家族のだれかに結核の感染者がいることが多いですね。
こうして大人の結核が見つかるケースが意外と多いのです。
もし赤ちゃんが陽性だった場合は、胃液を培養して菌の有無を調べる検査を受け、発症する前に治療してしまいます。
治療は内服薬を飲みながら、半年くらい通院すれば治ることがほとんどです。 |
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| Q: |
最初にツベルクリンの注射をしてからBCGを受けるのはなぜですか? |
| A: |
ツベルクリン注射は予防接種ではありません。
赤ちゃんが結核菌に感染しているかどうかを調べるための注射なのです。
感染していると注射のあとが赤くはれてきます。
また結核菌の量が多く、活発に活動しているときは赤くはれた部分が大きくなります。
感染の有無、度合いをツベルクリンを打った48時間後にチェックして陰性(感染していない)と判断されたら、ここで初めて予防接種としてのBCGを受けるのです。 |
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| Q: |
1回打てば終わりかと思ったら2回も打たれました。なぜ一度に2回も打つのですか? |
| A: |
BCGは皮膚にワクチンの液体を塗り、その上から針のついたスタンプで押し付けて皮膚に結核菌をつける方法をとっています。
スタンプには9本の針がついているのですが、ワクチンがより確実に皮膚につくように念のため2回打っているのです。
2回といってもポンポンと一瞬のうちにすみますので、赤ちゃんに痛みや不安を与える心配はほとんどないと思います。 |
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| Q: |
ツベルクリンを打ったあとが気になったらしくひっかいてしまいました。判定はできるのでしょうか? |
| A: |
基本的には問題ないと思います。ひっかいた傷なら見れば分かりますからね。
むしろひっかき傷より困るのがこすってしまうこと。
ひっかき傷と違って広い範囲が赤くなってしまうためツベルクリンによる反応と見分けがつきにくくなるからです。
最終的には48時間後に判定をするお医者さんしだいですが、なるべくこすったり、さわったりさせないように気をつけてあげてください。 |
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| Q: |
ツベルクリン判定は陰性だったのですが、風邪をひいてBCGを受けませんでした。この場合、次回はまたツベルクリンからやり直したほうがよいですか? |
| A: |
陰性の判定でも、2週間以上BCGができなかったときは、残念ですがまたツベルクリンから受け直さなくてはいけません。
間があき、万一その間に結核に感染していると(確立は低いのですが……)BCGを受ける意味がなくなってしまいます。 |