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Dr.Nのレディースクリニック
第48回 骨粗鬆症
骨がスカスカになってしまう怖い骨粗鬆症。最近は20代や30代の女性にこの病気が増えています。


Q:骨粗鬆症と診断されました。これはどんな病院ですか?

骨は、カルシウムの代謝によって常に新しい骨に生まれ変わっています。
年齢とともに骨を作る細胞よりも壊す細胞の働きの方が強くなったり、骨の材料になるカルシウムが不足したりして、骨量が減少し骨折しやすくなった状態を骨粗鬆症といいます。

Q:まだ25歳なのに、骨粗鬆症になりかかっていると言われてしまいました。骨粗鬆症って年取ってからの病気だと思っていたのでショックです……。年は関係ないのでしょうか?

もちろん、加齢と閉経が大きく関係はしてきますが、若いからといって油断はできませんよ。
女性の骨のカルシウム量は元々男性に比べると少なく、20〜30歳代でピークを迎えてその後は徐々に減っていってしまいます。
骨量は生まれてからそれまでにどれだけカルシウムやビタミンDを摂取し、屋外で運動したかによってかなり違ってきます。
つまり、偏食や運動嫌いの人は、骨量が一番多い20〜30歳代でも他の人に比べて骨量が少なくなっているんです。
まだ20代だからといって油断していると、将来さらに深刻な骨粗鬆症になる危険性があります。
今のうちに後述の予防策を実践して骨量を年齢相応に戻すようにしましょう。

Q:ダイエットしていたら、生理が止まってしまいました。過激なダイエットは骨粗鬆症になりやすいと聞いたのですが、ホント?

本当です。過激なダイエットをすれば、カルシウム不足・ビタミンD不足になり、それだけでも骨量は減ってしまいます。
それに加えて、骨量を維持するのに重要な働きをしている女性ホルモンが、ダイエットによる卵巣機能障害のせいで十分出されなくなってしまうと、さらに骨粗鬆症を起こしやすくなってしまいます。
生理が止まるほどのダイエットや栄養バランスを崩してしまうダイエットは、全身に様々な弊害を起こしてしまい、将来困ることが次々に現れてしまいますから気を付けてくださいね。

Q:骨粗鬆症を予防する方法ってありますか?

骨量を維持するためには、まず食生活・運動・日光浴、が基本です。
食事ではカルシウムやビタミンDを積極的に摂るようにしましょう。カルシウムを多く含む食材は、牛乳・チーズ・豆腐・煮干・ワカメ・緑黄色野菜などです。
ビタミンDは、干ししいたけやレバー・しらす干しなどに多く含まれます。運動は関節に負担をかけすぎない軽めのものでも十分です。
また、カルシウムの吸収を促すビタミンDは紫外線に当たる事で活性化されるので1日15分程度の日光浴がお勧めです。
また、骨を強くする薬や骨粗鬆症の予防薬もあります。
閉経後の女性の場合、女性ホルモンを補うことで急激な骨量の減少を防ぐこともできます。

Q:カルシウムを取りすぎると、骨粗鬆症になると聞いたのですが……。

そんなことはありません。カルシウムは若いうちからしっかり摂るようにしてくださいね。

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