Q:カンジダ膣炎と言われました。
これはどのような病気なのでしょうか?
カンジダ・アルビカンスという真菌=カビの一種がおりものの中に増えて、膣や外陰部に炎症を起こした状態です。
症状としては、外陰部や肛門周囲の痒みとカッテージチーズのようなポロポロした白いおりものが特徴です。
カンジダは常在菌と言って普段から多少は膣の中や皮膚などにもいるのですが、健康な状態の時には膣の自浄作用で増えすぎないように抑えられているので、炎症を起こしたりする事はありません。
体力が落ちたり、糖尿病などで抵抗力が落ちたり、抗生物質やステロイド剤を使ったりしたときに一時的に増殖して炎症を起こしてきます。
Q:カンジダ膣炎なのですが、しょっちゅう再発します。
白いポロポロしたおりものがでるのですが、完全に治すいい方法はないでしょうか?
カンジダになったら、治療の基本は膣の中の洗浄と抗真菌剤を膣の中に入れることです。
膣剤の投与を中途半端なところでやめてしまうと、わずかに残ったカンジダがまた増えてきて何度も再発する事がありますので、最低でも7日〜10日間はしっかりと治療する事が大切です。
また、糖尿病など、他の病気が誘引になっている時は、治療薬を変えたり抗真菌薬の内服が必要になる場合もあります。
完治させるためには、
- 医師の指示通りきちんと投薬する。
- 完治するまで性交は控える。
- 場合によっては同時にパートナーの治療も行う。
- 再発時は症状がひどくなる前に受診する。
また、日常生活で出来る工夫は、規則正しい生活を心がける・通気性のいい下着をつけてパンティーストッキングは避ける・石鹸でごしごし洗わずぬるま湯で清潔を保つ・甘い物や炭水化物は控える、などです。
Q:疲れたりするとすぐにカンジダ膣炎になります。
しょっちゅうなるので、薬を多めにもらいたいのですが、そういうことは可能ですか?
市販でよい薬は売っていないのでしょうか?
症状が出るたびに受診するのが面倒なのは分かりますが、似た様な痒みの症状で他の病気になっている可能性もありますから、自己判断で薬を使わずまずは受診するようにしてください。
市販薬のなかには、デリケートゾーンの痒みをやわらげてくれるものがありますが、これらは炎症による痒みを抑えるだけでカンジダやその他の雑菌の増殖を抑える作用はありません。
病院に行けるまでの間使う分には問題ありませんが、もし使っても症状がおさまらない叉は余計ひどくなる場合はすぐに使用を中止するようにしてください。
カンジダをしょっちゅう繰り返している場合は、日常生活の見直しも必要です。
疲れをためないようにしたり、甘い物や炭水化物を摂り過ぎないように心がけてください。
Q:妻がカンジダ膣炎と診断を受けました。
現在私のほうは何も症状が出ていないのですが、病院にかかったほうがよいのでしょうか?
行くのなら何科を受診すればよいでしょう?
カンジダは厳密には性感染症ではありませんが、どちらかが感染していればパートナーにうつしてしまう可能性はあります。
ただし、男性の場合外性器の構造上、カンジダが付着しても増殖はしにくく症状も出ない場合が多いようです。
症状がなければ受診する必要はないでしょう。
痒みや発赤などの症状がある場合は、泌尿器科または皮膚科を受診されてください。
男性側に症状がなくても、女性側が何度も再発を繰り返す場合は、念のため男性のほうにも軟膏を塗って治療するようにしてください。
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