Q:妊娠6カ月です。担当の先生から「羊水が少ない」と言われてとても気にしています。
大丈夫でしょうか?
どの程度の少なさなのか分からないので、現時点で大丈夫かどうかはなんとも言えません。
羊水の成分は赤ちゃんの排泄している尿ですから、羊水が少ないという事は、尿を排泄する力が弱いという事になります。
超音波上、腎臓に負担がかかっている所見がないかどうか、膀胱はちゃんと映し出されているかなど、主治医にしっかり聞いてみてください。
Q:先月悲しいことに流産してしまいました。
すぐにでも次の子供が欲しいのですが、やはり少し間隔をあけたほうがよいのでしょうか?
流産後、子宮内膜の状態を整えるために一度は自然な月経を待った方がいいですね。
もし流産の原因がはっきりしているのなら、そちらの治療をきちんとしてから次の妊娠にのぞんだ方がいいでしょう。
Q:糖尿病の治療を行っています。
妊娠したのですが、どういったことに気を付けていけばよいのでしょうか?
糖尿病の方は、妊娠する前に合併症のチェックをきちんとし、血糖コントロールがしっかりと出来てから計画的に妊娠を目指す必要があります。
現在すでに妊娠していらっしゃるようですので、今後は今までよりさらに厳しい血糖コントロールが必要です。
必ず医師の指導を守るようにしてください。
体重がすでに標準以上の人は、妊娠中は体重を増やさないつもりで、厳重なコントロールが必要です。
また、経口血糖降下薬を飲んでいるのであれば、インスリンに変更する必要があります。
インスリンは胎盤を通らないので、胎児に影響がありません。
血糖コントロールが悪いと、妊娠中毒症・羊水過多症・腎盂炎・膀胱炎などになりやすく、また胎児には先天奇形・巨大児・新生児低血糖・低カルシウム血症・呼吸窮迫症候群などが起こりやすくなります。
Q:妊娠6カ月です。よく動悸やめまいがして、ひどいときには立ちくらみがします。
妊娠前はこういったことはなかったのですが、大丈夫でしょうか?
妊娠中に多いマイナートラブルの1つです。
妊娠すると自律神経の働きがにぶくなり血液が子宮に集中して脳に充分行き渡らないので、脳貧血を起こしやすくなります。
立ちくらみやめまいは、自律神経の調節がうまく追いつかないせいで起こっているものがほとんどです。
ただ、動悸や立ちくらみは、鉄分が足りないために起こる貧血でも出てくる症状ですので、血液検査で貧血が無いかどうか調べてもらう事をおすすめします。
脳貧血の対処法としては、ゆっくりした動作を心がける・適度な強さで腹帯を締める・頭を低くして横になる、などです。
Q:現在42歳です。先日妊娠が判明。この年にしてまだ初産です。
主人も50歳と高齢です。お腹の子供が無事産まれるか、かなり心配なのですが高齢のリスクというものはありますか?
35歳以上の初産を高齢出産と言って区別しているのは、年齢が高くなるにつれて、
- 卵子に染色体異常がおきやすく流産しやすい
- ダウン症の出生率が高くなる
- 子宮筋腫などの合併症の頻度が高くなる
- 妊娠中毒症になりやすい
- 難産になって帝王切開になる確率が高くなる、など、様々なリスクが出てくるからです。
詳しくは、第13回「高齢出産」の項目をご参照ください。
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