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 けんこう
よみもの
〜水と病気と健康の関係〜水博士

第5話「活性酸素と病気」

風邪やインフルエンザはウイルスが原因であるといわれています。しかし、ウイルスは風邪やインフルエンザを起こす誘因でしかありません。ウイルスが入ってきてもからだの免疫機能が正常に働いていれば、病気にはかからないものなのです。

 免疫機能とは、人間のからだを守る防衛隊のようなものです。からだの中に、悪い影響をもたらすウイルスが侵入したら、免疫機能という防衛隊が侵入してきたウイルスをやっつけようとします。このとき、ウイルスをやっつけるミサイルが活性酸素なのです。ところが、この免疫機能の調整がうまくいかず、過剰に活性酸素を放出してしまうと、今度はその余った活性酸素によって、自分のからだを傷つけてしまうことになります。

つまり、活性酸素が過剰に放出されることで、健康な臓器や細胞までが攻撃されてしまいます。これらの活性酸素によって傷つけられた細胞たちは、元に戻ろうとします。しかし、活性酸素がそこにあるため、健康な状態には戻らず、それぞれが活性酸素と結びついたり、かってに細胞の性質を変えてしまったりするのです。そうなると、ウイルスの侵入を防ぐどころではありません。そのため、感染症にかかって発病したり、老化やガン細胞増殖の原因を招いてしまうことになるのです。

私たちのからだには、免疫系と神経系という二つの大切な系があります。そのうちの神経系を司っているのが脳です。
脳には、中心付近にに海馬という領域があります。この領域で私たちの記憶を出し入れしています。年齢を取るとこの部分が老化、つまり酸化してしまって脳細胞が死んでしまいます。アルツハイマー病は、この海馬が酸化されることによって引き起こされるのではないかといわれています。この海馬を含めた脳細胞は、きわめて活性酸素に弱いのです。

パ−キンソン病も脳の酸化が原因で発病する病気です。年齢を取った人の脳を解剖するとたくさんのシミがあるといわれています。これは活性酸素によって、酸化されてできた褐変物質です。この褐変物質を還元してやれば、パ−キンソン病などの病気の軽減や予防もできる可能性があります。脳やその周辺に取り付いた酸素を除去し、脳細胞をきれいに洗ってやることで、難病と呼ばれ続けてきた脳の病気を克服できる可能性があるのです。

包丁が錆びるのも酸化作用によるものです。この錆びた包丁に活性水素を与えてやると錆が消えてしまいます。包丁の錆は、鉄を酸化させてできたものですから、活性水素がその酸素を吸着すると錆が消えてしまいます。

実は、これと同じことが人のからだでも起せるのです。つまり、病気や老化によって、私たちの細胞や臓器は酸化している状態にあります。もし、これらの細胞や臓器から酸素を取り除いてやることができたら、錆びた包丁が元に戻るのと同じ理屈で、元の細胞や臓器の状態に戻せる可能性があります。

私たちの細胞や臓器のこうした酸化している状態から元の状態に還元する働きをするのが活性水素を豊富に含んだ還元水なのです。

次回からは、還元水の活性水素とからだのしくみについてのお話をしていきます。

ご質問はsuksuk@paragan.co.jp

<参考文献>
『人間の体に「本当に良い水」はこれだ!!』九州大学大学院教授白畑寳隆/協和病院院長河村宗典共著p32〜p37 フォーシーズンズプレス発行

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