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「水」「からだのしくみ」について学ぼう 水博士

第15話「協和病院河村院長3」

協和病院の河村院長先生のお話を紹介します。

 電解還元水を飲むと赤ちゃんの頃の便になる

今の腸内微生物学では、腸内に「悪玉菌」と「善玉菌」の2種類の微生物がいると考えられています。しかし、新生児の腸内にいる微生物は、ミルクを消化する乳酸菌が大部分を占めています。いわゆる善玉菌といわれる腸内菌です。それが大人になるにつれ食べ物が変わってくると、肉を分解するための菌が増えたり、さらには悪玉菌と呼ばれる腐敗菌まで増えて、乳酸菌の占める割合がどんどん下がってしまいます。

ところが、電解還元水を飲み続けると便の色が変わり、悪臭もしなくなります。むしろ赤ちゃんの便に近い状態へ戻ってきます。これはひょっとすると、電解還元水には赤ちゃんの頃のように腸内の乳酸菌を増やし、結果的に体調を改善する効果があるのではないか、と思いいたったのです。現に、まだ母乳しか飲んでいない新生児の便は、甘酸っぱいようなニオイがするだけで臭くはありません。また、腸内異常発酵を改善するのに電解還元水が有効であることは、すでに厚生労働省(元厚生省)でも認めていることです。

細菌バランスが戻れば、からだのバランスも蘇る

あるとき、腸内微生物の大家でもある、兵庫医大の下山孝教授の話を聞く機会を得ました。教授によると、ひとの体内にある乳酸菌は、産道を通るときに母親からもらったもので、一人ひとりみな異なった遺伝子を持っているそうです。すなわち、母親が違えば一人ひとり違った乳酸菌を持っていることになるのです。

そこで私は、電解還元水を飲むと便が赤ちゃんの頃のようになるのは、自前の菌が増えているからに違いないと考えました。自前の乳酸菌が増え、本来あるべき細菌バランスが戻ってくるから、からだも健全なバランスに戻り、病気が改善されるのではないかと考えたのです。

一般的にはヨーグルトなどの乳酸菌製品を食べると、善玉菌である乳酸菌が増えるといわれていますが、所詮は借りものの菌にすぎません。自前の菌を増殖させることはできず、だから毎日食べて補充しなければならないのです。何も外から乳酸菌を補充しなくても、電解還元水を飲めば自前の菌を増やすことができます。そのほうが、より強い乳酸菌を育てられるに違いないのです。

残念ながら、まだこの仮説を証明することはできていません。しかし後年、白畑教授とお会いし、電解還元水に含まれる活性水素やその効力、なぜ腸内微生物が活発になるかについて知識を得ることができました。いままで私が体験を通じて積み上げてきた考えは、十分に正しかったのだと自信を深めています。

ご質問はsuksuk@paragan.co.jp

<参考文献>
『人間の体に「本当に良い水」はこれだ!!』九州大学大学院教授白畑寳隆/協和病院院長河村宗典共著p171〜p174 フォーシーズンズプレス発行

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