第21話「リバウンドは正常な生体反応」
第20話までのお話に対する質問が多く寄せられました。そうした質問に答える形で、水博士を再開します。
リバウンドについて何人かの方から質問がありましたので、協和病院の河村院長のお話を紹介します。
病院などで患者さんに電解還元水の話をすると、リバウンドは起きないのかというご質問を受けることがあります。これまでの臨床で、電解還元水を飲み出したら逆に血糖値が高くなったとか、血圧が上がった、コレステロールが上がった、というひとも何人かいます。しかしこれらは一時的な現象で、飲み続けているうちに個人差はありますが必ず改善しますので、まったく心配する必要はないと私は思っています。
なぜかというと、これまで私たちは長い間、水道水を中心とした酸化力を持った水で生活してきたわけです。それを今度は、還元力を持った電解還元水に変えるのですから、天と地ほどの違いがあります。あまりにも悪い水にずっと慣れてきた体内では、腸内微生物だけでなく、からだの仕組みそのものが強い酸化力に耐えようと、一生懸命、力を入れて踏ん張っています。そこへ、今度は還元力のある生物に負担の少ない水を流し込めばどうなるでしょう。力んでいた足が、力を抜いたとたんにカクンとなるように、からだのなかでも虚脱が起きているのです。まるで入学試験で極度に緊張していた学生が、試験が終わったとたんに熱を出してしまう、というのと似ていないでしょうか。
それが一瞬なのかどれくらいの期間の反応なのかはわかりませんが、どなたにでも必ず起こりますし、必ず乗り越えられます。電解還元水を飲んで2週間もすれば、腸内微生物がまず変化してきます。これまでの臨床結果でも、多くのひとが2週間ぐらいから体調変化を訴えています。しかし、症例でご紹介したように、半年や1年、あるいは何年もかかって症状が改善されるケースもあるわけですから、何カ月かかっても構わないのです。1、2カ月飲んでかえって悪くなったと水を飲むのをやめてしまったら、せっかくの正常な反応もそれで終わってしまいます。リバウンドは、健康なからだを取り戻すための一種の洗礼と受け取ってみてはいかがでしょうか。
<参考文献>
『人間の体に「本当に良い水」はこれだ!!』九州大学大学院教授白畑寳隆/協和病院院長河村宗典共著p195〜p196 フォーシーズンズプレス発行
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