第27話「アルカリイオン水の誤解」
多く寄せられた質問なかにアルカリイオン水という名前の誤解がありました。
「アルカリ性がからだによい」という点でした。
ひとのからだは確かに弱アルカリ性を示します。からだが酸性に傾くと健康によくない。肉類はからだを酸性にするから「肉を食べたあとは野菜を十分取って、からだをアルカリ性に戻さなければならない」といったことが言われきました。
しかし、人間のからだには、からだの状態を一定に保つ恒常性維持機構がありますので、いくら肉類を食べ過ぎたからといって、多少のことでは酸性に傾くことはありません。
ましてや、アルカリ性の水を飲んだくらいで、からだのpHがコントロールできるものでのもありません。
したがって、「アルカリ性がからだによい」ということはなんの根拠もないことなのです。
電解還元水は、アルカリイオン水の範疇には含まれますが、単なるアルカリイオン水と電解還元水は別のものです。
アルカリイオン水の中で、特に「還元力を持つ活性水素を豊富に含む水で、その結果さまざまな活性酸素を除去する力を持った水」を電解還元水として単なるアルカリイオン水とは区別をしています。
電解還元水の場合は、それがアルカリ性であることは重要なことではありません。アルカリ性の電解還元水を中和した後に、さまざまな実験を行っても還元力は低下しませんでした。ようするに、からだのなかの過剰な活性酸素を除去する還元力を持っているかどうかが重要なのです。
<参考文献>
『人間の体に「本当に良い水」はこれだ!!』九州大学大学院教授白畑寳隆/協和病院院長河村宗典共著p105〜p106 フォーシーズンズプレス発行
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