第29話「浄水器と電解還元水整水器」
「浄水器と電解還元水整水器は同じものか?」という質問がありました。
結論から言いますと、浄水器と電解還元水整水器とはまったく別のものです。
現在、浄水器も注目されており、よく売れています。平成13年度だけでも、年間約400万台の浄水器が売れています。そして、一般的には、浄水器と電解還元水整水器は同じもののように思われているようです。
浄水器は、その名前が示すように、水のなかの不純物を取り除いて浄化する装置です。水道水のカビ臭をなくしたり、発ガン性物質といわれるトリハロメタンや有害物質を取り除き、安全で飲みやすい水をつくるのが浄水器の機能です。
最近では、砂ろ過、岩石やセラミック処理、磁化処理などを組み合わせた高価な機械も販売されています。こうした機械の中には、性能に関する科学的原理がはっきりしないものもあるので注意が必要です。
電解還元水整水器は、水を電気分解して、還元水と酸性水に分ける装置です。
水を電気分解すると、陰極側に生成する「電解還元水」と陽極側に生成する「酸性電解水」に分かれます。
この「電解還元水」を飲用するのですが、「酸性電解水」は次亜塩素酸を含むため、殺菌力があり、医療用具の殺菌やカット野菜の殺菌などに使用されます。
「電解還元水」には、活性水素が金属ナノコロイドに吸着された安定なかたちで多く含まれています。
その水を飲むことで、何らかの効能・効果が期待できる機能水と呼ばれるもののなかでは、「電解還元水」がもっとも科学的に解明が進んでいる水であるといえます。
九州大学大学院の白畑寳隆教授たちによって、この「電解還元水」が、私たちのからだの錆びを落とし、老化やさまざまな病気の原因ともなる活性酸素を除去してくれる水であることがあきらかにされてきました。
浄水器が「健康を守る水」をつくるものだとしたら、電解還元水整水器はまさに「健康をつくる水」を生成する装置といえます。
<参考文献>
『人間の体に「本当に良い水」はこれだ!!』九州大学大学院教授白畑寳隆/協和病院院長河村宗典共著p67〜p68 フォーシーズンズプレス発行
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