| Q&A
Q:生水は飲むなといわれますが、還元水を沸騰させるとどうなるのですか?
A:世界保健機関(WHO)では、子供たちに生水を飲ませないよう注意を勧告しています。しかし、これは水のなかに細菌やウイルスなどが発生していて、安全でない水を飲まざるを得ない国が多いことが原因です。からだの弱い子供たちがそのような生水を飲むと、大きな被害を与えてしまうからです。
日本の水道水は、塩素でしっかりと殺菌されているので、細菌やウイルスこそいませんが、発ガン性物質であるトリハロメタンが含まれています。トリハロメタンは、ひと晩汲み置きしたり、30分ほど煮沸すると揮発することも知られているので、日本でも水道水を生で飲まないというひとが増えているようです。
一方、還元水の場合、ほとんどの電解還元水整水器には塩素や有害な金属、化合物を活性炭で除く浄水機能が付与されており、また衛生面での安全性も確認されていますので、生で飲んでも安全です。むしろ、電解還元水の優れた効果を十分に得るためには、できるだけ生の水を飲まれることをおすすめします。
白畑教授の研究で、加熱すると活性水素の量が減少し、活性酸素除去や抗糖尿病効果などの有用な働きが失われてしまうことがわかったからです。その理由は、活性水素は非常に小さなミネラルコロイドに吸着・吸蔵したかたちで存在していると考えられますが、温度が上がると、コロイドの金属原子間の隙間が大きくなって活性水素が水素ガスになって逃げたり、ミネラルコロイド自体が凝集して不安定になるためだと考えています。5分以内の煮沸であれば、細胞内の活性酸素を除去する効果もそんなに減少しません。しかし、20分も加熱すると活性がまったく失われてしまいます。
また、電解還元水を煮物や炊飯などの料理に利用すれば、素材の旨みや味をまろやかにしてくれる効果がありますので、水道水を使用するより好ましいと思います。食べ物のなかでは温度はそれほど上がりませんが、食べ物にしみ込んだ活性水素がどの程度安定に存在するのか、食べ物の素材とどのような相互作用をするのかはまだよくわかっていません。今後の研究課題だと思います。
もちろん、水があると病原菌や腐敗菌が増えやすいので、衛生面には十分注意する必要があります。生水を飲む場合には、それが安全であることが前提条件です。天然水ブームで湧き水を利用されている方も多いと思いますが、衛生面で安全かどうかを確かめたほうがよいと思います。日本で市販されるミネラルウォーターは、加熱殺菌またはろ過減菌が義務づけられています。電解還元水それ自体は安全であっても、それを保存する容器が不衛生なものであれば問題です。また、人間の口にはたくさんの菌が住んでいますので、一度口をつけた容器は注意しないと不衛生になる可能性があると思ったほうがよいでしょう。
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