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こどもの病気
子供の病気に関する症状や対処法を「ベビーエイジの3歳までにかかりやすい病気」から抜粋しています。

○風邪

■症状と経過

  • 発熱、せき、鼻水などの症状が
    軽いせきや鼻水などから、かぜをひいたかなと気づくことが多いです。
    それは、かぜのウイルスが主に上気道という、のどや鼻の粘膜につくからです。
    その後、次第に熱が高くなるのがよく見られる経過です。
    熱は微熱程度のこともありますし、出ない場合もあります。また、いきなり高熱から始まることも少なくありません。
    そのほか、発疹や目やにが出たり下痢を伴うこともあります。

■3〜4日で主な症状は治まる

  • 普通のかぜは、症状が出始めてから3〜4日で主な症状は治まってきます。
    そのウイルスに対する抗体ができ始めるためです。ただ、ウイルスによって荒らされた粘膜が修復されるのに時間がかかるため、せきや鼻水、下痢はしばらく続くこともあります。
    多少長引いても、赤ちゃんの全身状態がよくなってきているのであれば心配いりません。
    高熱が4〜5日以上続くことは普通はありません。
    3〜4日を過ぎても主な症状が治まらないばかりか、ますます重くなったり、新たな症状が出てきた場合は、単なるかぜではない可能性も。
    赤ちゃんは、かぜから中耳炎や気管支炎、肺炎などを併発することもありますから全身状態をよく観察することが大切です。

 ■病院へ行く目安 

  • 発熱したら受診を
    なんとなく機嫌が悪いというときには熱を測ってみてください。かぜの前ぶれであることも考えられます。
    熱があるときには、診察時間内に病院へ行きましょう。37度前後の微熱で機嫌が悪くなければ家で様子を見ていてもかまいませんが、機嫌が悪くなってきたり、せきや鼻水が次第にひどくなってきたときは早めに受診しましょう。

■様子がおかしければ、再受診も

  • 受診してかぜと診断されたあとでも、高熱が4日以上続いたり、吐き続ける、顔色が青ざめてきた、ぐったりしてきて様子がおかしいなど、別の症状が出てきたときは、至急病院へ。月齢が低いほど、かぜから肺炎などの合併症を起こす心配が強くなります。

■おうちでの看護

  • 熱、下痢のときは水分補給を
    発熱すると体から水分が失われがち。母乳やミルク以外にも、水分を多く飲ませてあげましょう。
    嘔吐や下痢を伴うときは特に水分の補給が大切です。飲ませるものは、白湯やお茶、果汁など、赤ちゃんの飲めるものなら何でもかまいません。
    ただし下痢のときは、かんきつ系の果汁は便をゆるくするので避けます。

  • 解熱剤は様子に応じて
    病院で解熱剤を処方されたときは、38度5分以上の熱があり、赤ちゃんが苦しそうなときに使います。高熱のため寝つけない、ぐずってばかりでミルクも飲めないなどというときは、少しでも熱を下げて楽に過ごさせてあげたいですね。赤ちゃんが嫌がらなければ冷やしてあげるのもいいでしょう。もし熱があっても比較的元気なら、解熱剤を使ったり冷やしたりしなくてもかまいません。

  • 食欲があれば授乳はいつもどおりに
    食欲がいつもと変わりがなければ普段どおりに授乳してかまいません。飲みが落ちてきたら回数を多くして授乳するか、ほかの飲み物を与えて水分だけでもとらせるようにします。
    離乳食も食べぶりが普段と変わらなければ、中断しなくてもいいのです。下痢のときは、消化のよいでんぷん質のものを柔らかく調理して食べさせましょう。食欲がないときは、無理に食べさせることはありません。

  • 下痢の間はおしりのケアを
    下痢をすると、おしりがかぶれやすくなります。うんちをするたびにすぐにおむつを替え、おしりを洗ってあげるといいです。ふくと、こすってかぶれをひどくすることがありますし、洗ったほうが汚れもよく落ちます。
    洗面器にお湯をはって洗ってもいいですし、シャワーでサッと流しても結構です。おしりを洗った後は、乾いたタオルで水気をふき取り、かぶれがひどいときには塗り薬をつけておきます。パウダーなどをつける必要はありません。

  • 鼻水をこすらないで
    鼻水は、湿らせた柔らかいガーゼなどで軽くふき取ってあげましょう。乾いたものでゴシゴシこすると、赤ちゃんのデリケートな肌は赤く荒れてカサカサになってしまいます。ただれてきたときは、医師に相談して薬を処方してもらいましょう。
    症状がひどいときはお母さんが口で吸ってあげたり、そっと綿棒でぬぐい取ってもいいでしょう。市販の鼻吸い用スポイトを使うときは、赤ちゃんが動くと鼻の粘膜を傷つけやすいので、鼻のごく入口付近の鼻水を吸う程度にします。

  • 熱がなく、症状のピークを過ぎれば入浴も
    熱のある間や、熱はなくてもせき、下痢などの症状が次第に強くなってくるときは入浴を避けます。けれども熱がなく、症状がだいぶ治まってきたというときは、お風呂に入れても構わないでしょう。軽いせきや鼻づまりなどの症状のときは、浴室の湯気で楽になることもあります。

■予防

  • かぜのウイルスを家に持ち込まない
    家族全員が普段から規則的な生活を心がけて、体力を落とさないようにします。また外から帰ったら、手を洗ってうがいをするなどしてウイルスをシャットアウト。なるべく赤ちゃんを人込みの中に連れて行かないようにすることも大切です。
「ベビーエイジの3歳までにかかりやすい病気」から抜粋
著作者の方へ内容についてお伺いしたいことがありますので、
ご連絡をお待ちしております。
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