本文へスキップします すくすくネット こどもを心豊かに育てるためのインターネット放送 このサイトの使い方  番組表へ  サイトマップへ スタッフ紹介へ
 けんこうママのやすらぎとくとくコーナーショッピングまなびファッションおたのしみおもいでづくりトップ
情報、ご意見をお待ちしています 投稿  掲示板へ
 トップママのやすらぎ>幼児虐待ってなに?夫婦の幸せってなに?
 ママのやすらぎ
すくすく取材
すくすく緊急特別企画! 幼児虐待ってなに?夫婦の幸せってなに?
最近、毎日のように「幼児虐待」に関する痛ましいニュースが流れ、大変な社会問題になっています。

ところで、幼児虐待って、なぜ起こるのでしょう?
そして、これ以上不幸な家族を増やさないための、予防策はないのでしょうか?

そんな疑問を解決するために、ある心理カウンセラーの先生に、幼児虐待について教えていただきました。

■教えてくださるのは、心理カウンセラーのX先生

X先生は、子育て中の方や、それを支援している立場の人に指導をされたり、子育てや、夫婦問題など、家族に関する悩みの相談にのっておられる、心理カウンセラーです。
パッチリと大きな目が印象的な、とっても優しくてユーモアとバイタリティに溢れる女性です。

今回は、X先生が日常行われている仕事に支障があってはいけないということで、「心理カウンセラーのX先生」ということで、具体的なお名前や所属などを伏せさせて頂きました。
このページからX先生への質問や相談は一切受け付けておりません。ご了承ください。

 幼児虐待って、最近よく報道されていますが、実際増えているのでしょうか?

『いえ、実は、表に出てこなかっただけで、昔からあったのです。
最近、マスコミでよくとりあげられるようになって、表面化してきました。
ただ、私個人としては、昔に比べて誰にでも虐待と言う現象が起こりやすくなっている、特別なことではなくなっている、という印象を持っています。』

幼児虐待が起こる原因は何なのでしょうか?

『考えられることは、夫婦のコミュニケーションがギクシャクして、そのイライラが頂点に達した時に、その怒りが一番弱い子供に向かっていく、ということでしょうか。

結婚する前は「夫婦は一心同体」といった理想を抱きがちなのですが、現実はそうではありませんよね?
夫婦といっても、基本的に他人同士なのだから違っていて当然、ということが頭では分かっていても、その現実を受け入れられず、「こんなはずではなかった」という・・・、そういったイライラが子供に集中的に向かって、虐待につながってしまう。』

・・・と言うことは、夫婦仲が良い家庭は、幼児虐待が起こらないのでしょうか?

『一概には言えませんが、夫婦関係がうまく行っていて、心の中にホッとするものがあると、極端なことにはなりません。
子供がすくすく育つためには、夫婦の心の中にゆとりのある空間が必要なのです。

「心の中のゆとりある空間」とは、安心したり、ホッとしたり、ニコッとしたり、「わたし、よくがんばっているじゃない」と思えることなど。お互いにグチを言ったりして、ホッとする、そういったことが出来ている夫婦は良いと思いますよ。』

暴力の魅力

『絶対に良くないことですが、暴力を振るったその瞬間というのは、どこか気分がスッとしてしまう。
何ともいえない嗜虐的な快感があるようです。
こころの中に抑えこまれていた感情が一気に開放された感覚でしょうか。
これは、虐待やDV(配偶者暴力)など暴力が続いてしまう悲惨な要因と考えています。
止めたくても止められない…本人も辛く苦しいはずです。

しかし、そうやって虐待が日常化してしまった人を責めてはいけません。
その人もそこまで追い詰められてしまった、ということを理解してあげてください。
そしてできれば、誰かそばにいてあげてください。』

 幼児虐待には、核家族化も影響しているのでしょうか?

核家族化が全ての原因とは言えませんが、「核家族化により幼児虐待のきっかけが増えた」ということは言えると思います。
周りに人の目があれば、子供を怒っても途中で踏みとどまれると思うんです。
だけど、周りに人がいないから、歯止めが利かなくなってしまう・・・。
それに多くの人との関わりがあれば、人の温かみなどを感じることができて、心に余裕が出来ると思います。 

人は、人でないと癒されない

『人は人でないと癒されないのではないでしょうか。
イライラした時にストレス解消のつもりで、たくさん買い物したり、たくさん美味しい物を食べたりしてもダメ。
癒しを人ではなく物に置き換えると際限がなくなって、ますます悪化していくことも考えられます。

最近、私の印象としては、全体的にモノ(物質)に振り回されている傾向が強くなっているような気がします。
そして、夫や友達、子供も、モノのように扱う傾向も強くなっているように思います。
例えば、ブランドの服を着て、キラキラの子供を連れた、キラキラな私・・・そして、稼ぎが良くて、聞き分けの良い旦那・・・なんか、それってモノっぽくありません?
モノでは、人は幸せになれないと思います。』

■おまけ:すくすくネットスタッフ・ボブ西山の悩み・・・。

ボブ西山写真 「我が家の1歳3ヶ月になる子供が、食事中に、皿やご飯やオカズを投げるのですが、叱った方がよいのでしょうか?」

『その行動を、大人がどのように捉えるかが大事で、「なんでやっているのかな?」と考える心の余裕が必要です。
その時期の子供は「万能感」という感覚の中にいます。「どんなことをやっても、パパとママが言うことを聞いてくれる!自分はすごいんだ!」という気持ちを、そのような「遊び」を通じて表現していきます。そのことを、親が「いい子にしなくてはいけない、躾をしなくてならない」という気持ちにとらわれて、つぶさないで下さい。
子供が喜んでイキイキしてやっているうちは、その表情や感覚にこちらの気持ちを合わせてあげてください。そのうち惰性になるので、その時に、初めて躾をしてください。
大きくなったら覚えてないけど、それが大人になったときのお互いを思いやったり気持ちがわかるということの基礎になると思っています。』

■すくすくネットスタッフ・ボブ西山の感想

X先生の「夫婦には心と体をつなぐ努力が必要」という言葉が、非常に印象に残りました。ぼくは結婚して2年弱になるのですが、恋愛中は当たり前だった「相手に対する気持ちを表現する」という、こっぱずかしい、人には絶対見られたくない言動が少なくなってきているな〜と、思いました。
それと、先生のお話を聞いた後、我が家のこれまでをよく振り返ってみると、僕が仕事で忙しかったりしてイライラしている時ほど、1歳になる娘がグズグズ言うことをきかなくて、嫁を困らせて、怒らせる傾向が強いということにも気がつきました。やはり、子育ての基本は、夫婦仲なんでしょうね〜。
きっと、嫁は気持ち悪がると思いますが、好きだとか、感謝しているという気持ちを、表現する努力を、ちょっとずつでも実践いきたいと思います。

・・・幸せって何なのでしょう?

『それは、それぞれの人が創っていくものなので、一概には言えません。
ただ、私個人としては、大好きな人に受け入れられ、ホッとして、安心して全てゆだねられる状態が「幸せ」だと思います。
もっと言うと、裸になって全てをゆだねられる関係です。
それは、目に見えないし、形はないのですが、信頼できるとか、安心できるとか、ゆっくり眠れるとか・・・そういったことが「幸せ」だと思います。

夫婦間の性関係って、赤ちゃんのように裸になってお母さんの胎内にいた時の感じ、抱かれていた感じを、お互いに与えているのではないか?と思うんです。
お互いにという所が大切ですが。

人は一人で生まれて、一人で生きて、一人で死んでいくのです。その人生のうちの何年間か、信頼できる人と一緒に居られることが「幸せ」だと思います。

夫婦の間に大人の交流がちゃんとできていれば、そんなに気を使わなくても、子供は育ちます。
しかし、お互いに心と体を開くことが難しいから、うまくいかずにイライラして、子供に当たってしまったりする。
・・・そこ(心と体)をつなぐのが夫婦の努力すべき点だと思います。』

以上の幸せの基準は、私個人の基準であって、全ての人に当てはまるものではありません。
「幸せって何?」と質問されたので感想として言っていますが、実際に悩んでいる人の相談にのるときは、その人の困っていることに、しっかり向き合います。
そして解決方法を探していきます。

▲このページの上へ | ▲ママのやすらぎトップへ

けんこうママのやすらぎとくとくコーナーショッピングまなび ファッションおたのしみおもいでづくり |トップ
Copyright (C) 2003 SukSukNet All rights reserved.
すくすくネット事務局 広島市中区八丁堀4-15-202 有限会社パラガン内
電話:082-221-8038/FAX:082-221-8039/E-MAIL:suksuk@paragan.co.jp