上下町は、県の東北山間部、吉備高原に属する平均海抜460mの高地にあり、面積85.53平方キロメートル、人口は約6,800人。北の竜王山(768m)、南の岳山(738m)などの山々が、起伏に富んだ急峻な地形をなし、日本海に注ぐ江の川水系の上下川と、瀬戸内海に注ぐ芦田川水系の矢多田河の2河川があり、陰陽の分水嶺の地にあたります。
かつては幕府の天領であり、石州街道の宿場町として賑わい、石見銀山の銀の集積中継地として栄えてきただけに、今も上下の町並みには史跡、文化財があふれています。
県史跡の代官所跡、うだつや虫篭窓のある旧郷宿跡、江戸時代の両替商で造り酒屋にも利用された旧田辺邸、明治時代の財閥角倉家の蔵だった上下キリスト教会、当時の見張り櫓をそのまま残す旧警察署、文豪田山花袋の「布団」のモデル岡田美和代の生家旧岡田邸、大正時代の芝居小屋「翁座」など、今も江戸、明治、大正時代の面影を色濃く漂わせる貴重な建物が多く残り、町は丸ごと歴史博物館のようです。
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かつて幕府の天領であり、山陰と山陽を結ぶ石州街道の宿場町として栄えてきた上下の町並みは、江戸時代から昭和初期ごろまでの面影を色濃く残しています。白壁となまこ壁の続く目抜き通りでひときわ異彩を放ち、県文化百選にえらばれているのが、土蔵造りに展望やぐらと十字架を乗せた上下キリスト教会。同じ通りには見張り櫓を持つ旧警察署の建物も残っていて、ともに町のシンボルになっています。
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格子戸や格子窓の旧街道筋、うだつや虫籠窓の残る旧郷宿跡、板壁に囲まれた裏路地にいたるまで町は歴史的景観が保全されていて、テレビ番組が取り上げ、30数年ぶりに復活した芝居小屋の「翁座」など、特徴ある建物が点在しています。
土・日曜・祝日のみ開放11:00〜15:00
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ロマンあふれる白壁と格子窓の町並みの上下町を満喫したら、こんどは矢野温泉です。上下町をでて、国道432号を約4km引き返して右折すると、約2kmで矢野温泉へ到着します。現在、3軒の旅館、ヘルスセンター「あやめ荘」「自然の森MGユースホステル」がありまが、多彩な温浴バリエーションの「あやめ荘」がお薦め。温泉に入る前に「矢野温泉公園四季の里」を堪能してください。巨大な岩が累々と重なり合った国指定天然記念物「矢野岩海」、4月は桜、6月は450種類10数万本の花菖蒲が咲き競います。
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